ひとがいつまでも安心して住み続けることができる、
そのような地域の再生を目指します。

私たちの思い

 中核都市、岡崎の東、旧額田町は子供を育てる場所として、人の営みや、ゆたかな自然など、魅力あふれる最良の環境でした。

 しかし現在、町の過疎化や、人々の高齢化も否応なく進んでいます。これと平行して現代の大きな問題点である、耕作地の放棄、山林の荒廃、河川の水量の減少と汚染という「里山の荒廃」に直面しています。

 しかし、中核都市に近い里山は、旬のおいしい野菜や、はちみつ、無農薬のいちご、原木しいたけ、ストーブの薪などを生産できるプラスの資産に充ち満ちています。

 子供たちが育ち、巣立った町に住み続ける側として、これらの農業や果樹園芸林業等の資産無限といっていいほどの可能性をふたたび見出し、この土地に継承されてきた文化を大切にし、魅力あふれる場所にしていくことが使命と考えます。

 そのためには、高齢化等により不足する地域労働力に代わる、大切な担い手として障がい者を中心としたビジネスモデルを構築し、その解決を図ります。特に、農業分野での農福連携のかたちをとりいれて、彼らのその適性に応じて能カを発揮できる就労の場の創生、雇用の創生という観点から取り組んでいきたいと考えます。

 この農福連携のかたちが障がいを持つ人それぞれの自立、生きる力を引き出すことにもつながると考えます。

 地元とのコミュニケーション、地域の活性化、新しい職場の創生に寄与しひとがいつまでも安心して住み続けることができるそのような地域の再生を目的とします。

大切なこと(伝えたいこと)

【濃密な時間】

1年365日、1日は24時間です。それは誰も同じです。時間には色も形もありません。

ところで、「今日はいい日だったなぁ」と思う日とそうではない日の違いはなんでしょうか。同じ時間の長さを過ごしても、感じ方はその日その日で違ってきます。

風舎では、「濃密な時間」を大切にしています。それは、人と人が交流して、のびやかに、手足を伸ばし、羽根を伸ばせるような時間です。

風舎の拠点は、木々に囲まれ、木々の間を小川が流れる場所です。「濃密な時間」はそうした場所で心の時を刻んでいます。


アクセス

住所:444-3601 愛知県岡崎市石原町字黒石33番 電話:0564-83-2881

〈お車の場合①〉

新東名岡崎東ICよりくらがり渓谷に向かい、宮崎小学校より1Km程のところを左折し、20 Om進んだ山間地内にあります。(岡崎東ICより約15分)

〈お車の場合②〉

東名岡崎ICよりくらがり渓谷に向かい、宮崎小学校より1Km程の所を左折し、200m進んだ山間地内にあります。(岡崎ICより約30分)

〈電車バスの場合〉

名鉄線本宿駅下車、名鉄バスくらがり渓谷行に乗り、横手バス停で下車徒歩5分です。